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analogは、Apacheのアクセスログを元に各種統計情報を解析してくれるツールです。同ツールの解析結果から、WEBコンテンツにある各ページのアクセス数やアクセスに使用されたOS・ブラウザの種類など、色々な情報が見れるのでなかなか面白いです。
設定ファイルは、/etc/analog.cfgです。修正、追加した点は下記の通りです。ログファイルの設定で「*」を追加した理由はログローテーションにより切り替わった過去のログファイルも解析対象とするためです。
# ↓「*」を末尾に追加 |
LOGFILE /var/log/apache2/access.log* |
# ↓出力ファイルの指定 |
OUTFILE /var/www/analog/Report.html |
# ↓日本語化の設定(EUCの場合) |
#LANGFILE /usr/share/analog/lang/jpe.lng |
#DESCFILE /usr/share/analog/lang/jpedesc.txt |
#DOMAINSFILE /usr/share/analog/lang/jpedom.tab |
# ↓日本語化の設定(UTFの場合) |
LANGFILE /usr/share/analog/lang/jpu.lng |
DESCFILE /usr/share/analog/lang/jpudesc.txt |
DOMAINSFILE /usr/share/analog/lang/jpudom.tab |
# ↓DNSに関する設定 |
DNS WRITE |
DNSFILE /var/www/analog/dnscache |
DNSLOCKFILE /var/www/analog/dnslock |
# ↓ホスト名 |
HOSTNAME "www.skucky.com" |
# ↓言語の設定 |
LANGUAGE JAPANESE-UTF |
# ↓検索キーワードの文字化け対策 |
SEARCHCHARCONVERT ON |
参考記事:Linux World 2002年1,2月号
analogの使い方は簡単です。以下のコマンド一発でOKです。上記の設定ファイルで出力ファイルを指定しなかった場合、標準出力にhtmlファイルのコードが出力されてしまいます。コマンド実行後、出力されたファイルを任意のブラウザで見れば解析結果を参照できます。下のハードコピーはanalogによる解析結果の一例です。
quark:~# analog |