VirtualBox: 2009年4月アーカイブ

 

画面の大きさは「Guest Additions」をインストールする事で解消できた(1024x768になった)。

この「Guest Additions」というのをインストールすると、画面が大きくなったり、マウスのポインタがゲストOS側に制御を奪われないなど嬉しい事があるようだ。しかし、Gentooでインストールしたところ、画面は大きくなったものの、マウス制御がゲストOS側に奪われてしまう。

ゲストOS側のマウス制御を解放するにはデフォルトでホストキー(右のCtrlキー)を押す設定になっているが、自分はHappy Hacking Key Boardを使っており、同キーボードには右のCtrlキーなど無い。この場合、ホストキーの割り当てを変えれば良いのだが、VirtualBoxのバグ?でホストキーの割り当てを変更できないらしい・・・こうなると、偉大な「Ctrl+Del+Alt」キーを押下する他ない。

→ この件も解消。単にxorg.confにマウスの設定がされていないだけだった。

vbox_008.png

 

 

さてとコンパイルも終わったようだけど、色々足りない事があった。

  # emerge xorg-x11 ← kdeと一緒に入ると思ったけど入ってなかった。

  # emerge kde-i18n ← kdeを日本語化するために必要。

 # emerge terminus-font intlfonts freefonts cronyx-fonts corefonts ← フォント(UTF)

間にUSEフラグやら何やら色々必要な設定があるけど、面倒だから書かない。相変わらず、インストールについては、てこずるディストリビューションだ。

resolv.conが勝手に書き換えられてしまう事象について、Googleで調べてたら小生のへぼサイトが検索に引っかかった位だから、Gentoo使ってる人も少ないのかな。。。←結局調べたい事が書いてなかったけど(苦笑)

とりあえず、KDEの環境が出来た様子を記念撮影。

vbox_007.png

う~ん、fedoraと同じで画面が800x600と小さい。いじくり甲斐のある(マニア向けの?)Gentooをメインで使いたいのでこれだと不便だなぁ。

 

 

敢えてインストールが面倒くさいGentooも試してみた。

基本的にはここのインストール手順に従ってインストールを実施。

特筆しておくべき点は下記のとおり。

①ネットワークの設定

 インストール中にネットから諸々ダウンロードするのでネットワークが使えないと話にならない。デフォルトというか、インストールCD(minimal-CD)から起動したGentooのネットワーク環境は使えない(外と繋がらない)ので、設定をやり直す。

 # ifconfig eth0 down ← デフォルトのIPはVirtualBoxで使えないので落とす

 # ifconfig eth0 10.0.2.15 netmask 255.255.0.0 up ← VirtualBoxで使えるIPに設定

 # route add default gw 10.0.2.2 ← デフォルトゲートウェイの設定

 # vi /etc/resolv.conf ← DNSの設定

 

②その他(デスクトップ環境)のインストール

 敢えてそのパッケージ量が膨大に及ぶKDEを選んだ。

 # emerge kde ← Gentooはソースからコンパイルするので一晩くらいはかかるでしょう。 

 

 

インストール自体はすんなり。

ネットワークが繋がらず、VirtualBoxのマニュアルまで参照して色々調べた結果、以下の設定が必要だった。

①ネットワークアダプタの変更

 図のとおりネットワークアダプタを「Intel PRO/1000MT Desktop」に変更する。これは実際に使用しているNICのドライバによって変更が必要だったりするわけで、必ずしも必要ではないと思う。あくまで小生の環境でのはなし。因みにデフォルトではPC-net FASTⅢが選択されている。

vbox_005.png

 

これでゲストOS(Windows2000)を起動すると普通にNICを認識してくれるのでドライバをインストールする。

②IPアドレス等の設定

 下図のとおり、IPアドレス等々を設定する。DNSは我が家のLAN内にある自宅サーバをDNSとして使ってるので、ここは参考にしないで欲しい。VirtualBoxのマニュアルP134「9.12 Configuring the address of a NAT network interface」にこの辺りの詳細がある。

vbox_006.png

 

 

Ubuntu程ではないが、fedoraも簡単。手間と言えば、インストールが必要な点くらい。

fedoraもネットワーク絡みの設定はデフォルトのままで普通に使えた。

Ubuntuと違うのは画面が800x600と小さいところ。何か設定いじれば大きくできるのかな?

vbox_004.png

数年前まではLinuxを使うために苦労してWindowsとのデュアルブート環境を構築していたが、これならそんな必要ない。むしろリブートしなくて良いので、こちらの方が良い。

 

 

たぶん、これが一番簡単。

と言うのは、Ubuntuのサイトで既にVirtualBox用のハードディスクイメージ?(拡張子が「vdi」のファイル)が置いてある。

これをダウンロードしてきて適当にVirtualBoxの仮想マシン設定を行えば直ぐに仮想マシンとしてUbuntuを使える。

小生の環境ではネットワーク絡みも何も設定せず、全てデフォルト設定のままで使えた。仮想化もここまで来たか・・・と言う感じ。

vbox_003.png

 

 

週間アスキーでVirtualBoxなる仮想化ソフトがある事を知り、何となく簡単そうだからインストールしてみた。数年前までは仮想化と言えばVMwareが幅を効かせており、設定とかが難しくて挫折していた記憶があったが、VirtualBoxは超簡単だった。

ホストOSはWindows Vista Ultimate(32bit)でスペックはこんなもん。

vbox_001.png 

みんな揃って記念撮影的な画面キャプチャ

vbox_002.png

 

 

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