LFS構築記13日目〜日本語環境の構築

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BLFS Book: -

ここでは日本語環境の構築を行います。BLFS Bookには、特定言語の環境構築について詳細は記載されていないようです(細かく見てないので分かりませんが・・・)。てなわけで、ここからの作業は主に月刊誌(現在は休刊となっている)Linux World2006年12月号の特集記事の内容を中心に作業を行っていくこととなります。

まずはフォントのインストールから始めます。ここでは、さざなみフォントを選びますが、お好みのフォントに合わせてインストールしても良いかもしれません(他のフォントでは未検証)。その他、フォントインストールに伴い、Xの環境設定も行っておきます。具体的な実行コマンドは以下のとおりです。

$ wget http://osdn.dl.sourceforge.jp/efont/10087/sazanami-20040629.tar.bz2
$ tar jxvf sazanami-20040629.tar.bz2
$ cd sazanami-20040629
$ su
# mkdir /usr/share/fonts
# cp sazanami-gothic.ttf sazanami-mincho.ttf /usr/share/fonts
# su -
# mkfontdir /usr/share/fonts
# mkfontscale /usr/share/fonts
# fc-cache /usr/share/fonts
# vi /etc/X11/xorg.conf
# cat /etc/X11/xorg.conf
~中略~
FontPath "/usr/share/fonts/" ← フォントファイルの設定セクション(Filesセクション)に追記
~中略~
# xlsfonts | grep sazanami ← さざなみフォントがXに認識されているか確認(要Xの再起動)

次にロケール設定を行っておきます。実行コマンドは以下のとおり(EUCを使用する場合、ファイル修正は不要)。

# localedef -i ja_JP -f UTF-8 ja_JP.UTF-8
# vi /etc/profile.d/i18n.sh
# cat /etc/profile.d/i18n.sh
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export LANG=ja_JP.UTF-8
export G_FILENAME_ENCODING=@locale ← 変更なし
# exit
$ vi ~/.xinitrc ← .xsessionも同様
$ cat ~/.xinitrc ← .xsessionも同様
~中略~
xterm -g 80x40+0+0 & ← +lcオプション(ロケールの自動選択機能無効化)を外す
~中略~

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このブログ記事について

このページは、webmasterが2007年1月11日 01:34に書いたブログ記事です。

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