長らく書き込んでいなかったブログをLFSの構築記として使用することにしました。
LFSの構築環境として使用するLFS LiveCDのisoなイメージは下記のリンクから取得できます。
ftp://ftp.osuosl.org/pub/lfs-livecd/
上記リンクからバージョンx86-6.2-3を選んでダウンロードした後、適当なCDに焼けばLiveCDのできあがりです。
LiveCDを起動すると、「configure system clock」メニューが表示されるので、"Japan"を選択し、続いてシステム日付をLocalTimeにするか、GMTにするかの選択画面が表示されるので、"LocalTime"を選択します。次の「Region settings」メニューでは、"Japanese(EUC-JP)"を選択すると、設定内容の確認画面が表示されるので、"OK"の所にカーソルを合わせ、Enterキーを押下します。
LiveCDの起動が終ると、プロンプトが表示されるので、以下のコマンドでXを起動します。
# startx
しばらくすると、XFceのウインドウマネージャが起動します。
ターミナル画面を起動して適当にキー入力すると気付くかと思われますが、日本語キーボードの場合、一部入力できない文字があることがわかります(パイプとか)。
理由は/etc/X11/xorg.confのキーボード設定がUSキーボードになっているからです。
当該ファイルのキーボード設定セクションの中にある設定を以下の用に修正すれば、問題ありません。
<修正前>
Option "XkbModel" "pc105"
Option "XkbLayout" "us"
<修正後>
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"
ついでに、ホイールマウスを使っている場合は、マウスの設定セクションで以下の設定を追加しておくと、ホイールボタンでターミナル画面をスクロールできます。
Option "ZAxisMapping" "4 5"
以上の修正が終ったら、上書き保存して、Xを再起動します。なお、ファイルの編集にあたっては日本語キーボードなのにUSキーボードとして認識されているので、思ったとおりの文字が入力できない場合もあるでしょう(二重引用符「"」、コロン「:」とか)。そんな時はググッて調べてください(無責任)。
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