LFS構築記2日目〜gccのインストール(一発目)

user-pic
0

LFS Book: 5.4.GCC-3.4.3-Pass1

次はGCC(C、C++などのコンパイラツールを含むパッケージ)をビルドします。実行コマンドは以下の通りです。

$ cd $LFS/sources/gcc-3.4.3
$ mkdir -v ../gcc-build
$ cd ../gcc-build
$ ../gcc-3.4.3/configure \
>--prefix=/tools \
>--libexecdir=/tools/lib \
>--with-local-prefix=/tools \
>--disable-nls \
>--enable-shared \
>--enable-languages=c
$ make bootstrap
$ make install
$ ln -vs gcc /tools/bin/cc

LFS Bookによると bootstrapというターゲットを指定すると、コンパイルを数回行うとあります。したがって、1回のビルドに4.4SBUかかるとすると、小生の場合1.0SBUが約6分なので、1回のビルドにかかる時間は約25分。25分×数回となると、1時間以上はかかりそうです。今夜はこれくらいにして、後は明日起きてからやります。なお、gccの場合は特にbinutilsの様に警告が無いので、展開したソースディレクトリ、ビルドディレクトリ(gcc-build)ともにインストール後であれば削除しても問題ありません。

ところで、世の中は今日が仕事納めの様ですが、小生は明日は夜勤です...はぁ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.skucky.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/10

コメントする

このブログ記事について

このページは、webmasterが2006年12月29日 02:04に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「LFS構築記2日目〜binutilsのインストール(一発目)」です。

次のブログ記事は「LFS構築記3日目〜ヘッダファイル、Glibcのインストール」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。